修了生の声    (Kさん)

Kさん

 サテライト・オフィス平野は、同じ障害を持った人と関わり、障害特性を理解してもらえる場所です。
 できる限り普通の事務所に近い雰囲気で、実際の仕事を体験して、様々なグループワークに参加することができて、集団生活に慣れることと就職することを目標としています。
 受託作業は日によって内容は変わりますが、納品書や請求書の作成や封入作業とラベル貼りといった幅広い業務を行っています。 また、月に1、2回ほど別の場所でチラシの折り込み作業も行っています。単純作業に慣れることで、仕事をする上で必要なミスを減らす力を身に付けることができます。
 グループワークでは自分自身と向き合うことができるように曜日ごとに様々な講座があります。
 エンパワメントでは自分を大切にすることで自身の能力や可能性を最大限に発揮することを学び、レジリエンスでは逆境や困難から立ち直る力や日常的なストレスに対処する力について学び、 アサーティブでは相手を尊重しつつ自分の意見を伝えることを学び、認知療法では否定的思考から合理的思考を生み出すことを学びました。 他にも様々な講座があるので自分に合った講座を受講するのがよいと思います。
 課外活動では農園実習があり、 土を掘り起こして畝立をして、種や苗を植えて作物を育てています。農園にはマニュアルがないので、その場の状況で臨機応変に対応する必要がありますが、 体力づくりに最適で開放感がある場所なのでオフィスでは体験できないことがあります。
 就職に向けた活動として会社見学会と職場実習があります。
 会社見学会では指導員と一緒に企業を訪問して、 会社概要の説明と社内の見学をします。他にもマッチング会や企業面接会などあるので、 実際に行って自分の目で確かめるのもいいと思います。
 職場実習では実習先によって期間は様々ですが、 企業に出向いて決められた業務を行い、 最終日にフィードバックをもらって、 自分の適性と反省点を確認することができます。
 実習先での経験を次の実習に活かして活躍の幅を広げることで就職に繋がると思います。
 事業所内は訓練生と指導員と距離が近いアットホームな場所で、指導員から仕事を頼まれることもあります。 訓練生は手が空いている時に自ら声を掛けて受託作業のお手伝いすることでお互いに信頼関係が築くことができます。
 訓練生同士では会話しながら作業を行ったり、昼休みにやりたい人でボードゲームを一緒にしたり、終礼後は残って雑談をしています。
 土曜開放日には卒業生の方と一緒に、 調理活動やボードゲームをしています。
 最近では調理活動やフィールドワークの内容を企画したり、 ASO部を通じてみんなでボードゲームを楽しむ活動が増えて賑やかになっています。
 私は退職後、早く転職しないといけないと焦っていたが、ここで様々な体験をして、自分のやりたい事を見つけて、応援してくれる居場所に心地良さを感じ、今では充実した楽しい時間を過ごしています。

2022就労移行修了生
作成日:2022-08

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